恐山から福岡、アメリカへ

そして、その恐山の湖を見ている時夫から連絡が来ました。
「もうVoiceが持たない」今だったらまだ前倒しのチケットを買えるけど
どうするかと。帰りたい。今すぐにでも。

恐山を出て、仙台へ。翌日福岡に戻ります。もうこれは変更できない。
帰りたい。でもここで大泣きしてしまうと、父が責任を感じてしまうのではないか。
それでも勝手に流れてくる涙。父は察していましたが何も聞いてきませんでした。

福岡へ戻った翌日の便でアメリカへ。時間との勝負。
もう何がなんだか覚えていないくらい大泣き。周りからは変な人、もしくは悲しいことが
あったのかなと思われていたかもしれません。

福岡から羽田、LAからphoenix 自宅から乗り継ぎも含めて35時間。
もう意識のないVoice。十分頑張っているけど後少し。後少しだけ頑張って欲しい。
最後に撫でてあげたい。ありがとうと伝えたい。お別れが言いたい。

LAに到着、今までにないくらい早く入国審査を抜け、荷物を受け取り
ターミナル1へ走りました。状況を見て一本早い便に、そしてすぐに降りられるよう
前の座席を取ってくれた夫。
全てが順調でした。









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